映画『フード インク』を観て

今日は『フード インク』という映画を観ました。

もっとも1日3本映画を観ているのですが……

 

フードインクを観て感じたことについて書きたいと思います。この映画では食品業界についてのさまざまなトピックが挙げられています。

その中で私がもっとも驚いたものはアメリカのスーパーにある食品のほとんどにコーンを原料とする添加物が加えられていることです。

 

アメリカといえば大規模農業が思い浮かびますがその栽培している作物の中でもコーンの生産は世界一です。しかしながら私のイメージとしてはコーンそのものをよく口にしたり、トルティーヤの様に加工して主食にしているようなものではなかったので多くは日本などへの輸出用に栽培しているものだと考えていました。しかしコーンの栽培理由のひとつとして、このようにさまざまな食品の添加物として利用することが出来るからというものが挙げられるわけですね。

 

またアメリカの作物には遺伝子組換えの有無を記載する必要がないということに驚きましたが、自分の知識の無さにも驚きました。みなさんは、遺伝子組換え作物の何がどう嫌で敬遠していますか?私は特に理由なく、なんとなく敬遠していました。

 

実際のところ、遺伝子組換え作物による短期でのアレルギー発生や健康への問題は観測されていません。

しかしながら我々消費者には作物を選択する権利がある訳ですし、私は遺伝子組換えの有無が記載されている日本で、どちらを買うのか?と問われれば遺伝子組換えでないものを選択しますね。今後出てくるであろう長期の観測結果がどのようなものであれ、不安の種は無い方が良いに越したことが無いですからね。

 

私たち消費者が遺伝子組換え作物を買うのも、オーガニック栽培の作物を買うのも個人の意思です。しかしそれが多数の意思になれば経済人である企業は件の作物の供給を抑えることも検討するのでは無いでしょうか。

今回の映画では迷惑を被っているサイドの意見のみがピックアップされており、対する企業サイドの意見はありませんでした。それは企業サイドが取材拒否を行なっているからなのですが、例えば遺伝子組換え作物を好む人、気にしない人の意見も取材して欲しかったと感じました。また我々消費者の意見は非常に少なく、経済的地位も偏っていたため様々なカテゴリーの消費者の意見に耳を傾けて欲しかったと思います。

 

案外長々と書いてしまったような気がします。間違いがあればお手数ですがコメントくださいね。

経済は人間の生活と切っても切り離すことができませんから、現在のコロナ禍で停滞してしまっていますが一刻も早く改善されることを切に願っています。

今日はここまで。